【導入事例】新入社員のコミュニケーションスキル向上に活用
公開日:2025.11.18
更新日:2026.4.22
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ゼブラ株式会社
お話を伺った方
人事総務統括本部 右から 宮田 明幸様、田中 誠至様
本事例の内容は2025年11月18日公開当時のものです。
速乾性油性フェルトペンの「ハイマッキー」、シャープペンシルとボールペンの二つの機能を備えた「シャーボ」、どんなに力を込めても折れない世界初のシャープペン「デルガード」……。
創業128年を迎えた筆記具メーカー、ゼブラはそれぞれの時代において、画期的な商品を世に出してきた。そのペンは世界100カ国以上で利用されている。そんなゼブラが今年の新人研修からトキアカを導入した。コミュニケーションスキルの向上が目的だという。
💡 目的
・自分の考えを的確に言語化する能力の向上
・社内のコミュニケーションの活発化
・正確な情報収集の習慣化🧩 課題
・新入社員のコミュニケーションスキル
・若い世代の主体性の不足
・中堅社員の情報収集能力の向上「自分の考えを自身の言葉で発する」に共感
新入社員向けに「トキアカ」を導入した理由について教えてください。
宮田氏:
私たちが新入社員研修で重要視している一つに「コミュニケーションスキル」があります。その理由は、日ごろのコミュニケーションのやり取りが、LINEなどのSNSで短いテキストや絵文字などが中心となっていることです。学生から社会人として仕事をするには、そのままでは厳しい。つまり、新しい環境で職場での関係性を築いていくのは難しいと思います。
ではどうするか? というときに日々のニュースを我がこととして捉え、自分の考えを自身の言葉で発することで言語化力を鍛えるトキアカに共感し、今年4~5月の2カ月の新人研修に導入しました。
田中氏:
新入社員には、学生から社会人に切り替わるというところで、自分から正しい情報を取りに行ってもらいたいという期待があります。ただ、新聞を継続して購読するということが難しくなるなか、無理に「読みなさい」とも言えません。それでも継続してニュースに触れてもらいたい、そのための簡易的なツールがあればいいなと思っていたところ、トキアカを知りました。1日に2問ですが、これが毎日出題されるというのは非常に良いと思いました。

他のユーザーの投稿が刺激、新人の取り組みも主体的に
実際にトキアカを使ってみて、
新人の方々に変化はありましたか。
田中氏:
今年、初めてトキアカを導入したので、詳細なアンケートを取りました。トキアカでは他のユーザーの投稿も見ることが出来るので、「自分では思いつかない意見があり、驚いた」「新鮮な投稿を見て、視野が広がった」といった声が新入社員から集まり、記述問題での投稿が刺激になっていることが改めて分かりました。
宮田氏:
28人いた新入社員のなかで、最後の記述問題まで投稿していたのは、65.2%でした。正直なところ、想定よりは多くの新入社員が取り組んでくれたと思います。研修の一環だとは伝えましたが、無理にやらせたわけではないのに、主体的に取り組んでいる新入社員の割合がこれだけいるのは、我々にとっての学びにもなりましたし、ある意味、ホッとしました。やはり手軽に取り組めるところが大きいのでしょう。

社内で交流しあえる機能、フィードバックがあれば
トキアカの機能や出題などに対する要望では、
どのようなものがありますか。
田中氏:
グループ機能があるといいなと思います。会社ごとにグループをつくって、社内で共有し、ほかの社員の投稿に返信したりして交流し合える仕組みがあると便利ですね。出題のテーマでは、アンケートによると、新製品や新サービスに関する出題が多い半面、政治や経済分野の出題は少ないという意見がありました。
宮田氏:
それとフィードバック機能でしょうか。投稿した文章を添削してほしいという声もありました。特にフィードバックはすごく重要だと思っていて、ネガティブにではなく、「この投稿はいいですね。でも、もう少しこうしたほうが、もっと良くなりますね」といった「Good and Better」のようなコミュニケーションのあり方がやる気を上げてもらう点で、今の若い世代にはフィットすると感じています。

中堅社員での活用も視野
新入社員だけでなく、会社の人材育成に
トキアカを役立てることはできますか。
宮田氏:
今後、活用するフィールドを広げるとすると、例えば、人材育成の観点からは、「仕事の現場を引っ張っていく」中堅社員だと思っています。彼らは、常日頃から、事業を取り巻く外部環境や、業界や新しい技術などを、日本経済新聞などで情報をキャッチアップする必要性が高い層になります。そうした中堅社員には、今のトキアカをもう少しグレードアップした内容のトキアカがあると、研修としても利用しやすいと思います。また、AI(人工知能)を活用して、トキアカというフレームワークの中で、より高度化・専門化したような出題に対し、発信していく。そのデータが積み上がっていくと、これまでとは違う人とのかかわり方、コミュニケーションのあり方が出来上がっていく可能性があります。
田中氏:
新人研修を担当しているので、インターンのときから見ている学生も含めていえば、「主体性」というのが一つのキーワードになってくると思います。自分から最初に手を挙げて引っ張っていく力が若い世代を中心に欠けている傾向にあります。だから新入社員のときだけではなく、そこから何年かたっても、主体性を育む取り組みの必要性は感じています。
―――本日は貴重なお話をありがとうございました。

取材者
トキアカ編集長
トキアカの編集長です。 ニュースを“知る”から“考える”へ。 日々の出来事を、自分の判断や行動につなげるための視点を届けています。




